高炉のメンテナンスはどのようなときに必要か
こんにちは。
1998年に創業したKKテクノ株式会社は、三重県四日市市を拠点に配管工事やプラント工事、配管の溶接工事を主に承っております。
ずっと稼働し続けている高炉がいつメンテナンスされているのか、皆さまご存じですか?
今回は、製鉄所の命ともいわれる高炉のメンテナンスについて、簡単にご紹介いたします。
高炉を日ごろから利用されている方はぜひ参考にご覧ください。
そもそも高炉にメンテナンスは必要?
高炉は、一度稼働を始めると、炉体の寿命が尽きるまで溶銑と副生ガスを供給し続けてくれます。
炉体の寿命はどの程度なのでしょうか?
だいたい10年から20年が高炉の寿命だといわれています。
高炉は、非常に重要な設備で多額の費用をかけて維持していることもあって、寿命がきたからといってそのまま処分されるわけではありません。
そのため寿命がきたら総額何百億といった費用をかけてメンテナンスを行い、また10年、20年と稼働させることになります。
したがって高炉にメンテナンスは「必要」であるという結論になります。
高炉のメンテナンスにかかる期間
高炉の寿命が近づいてきたら業者を手配して、さっと工事を終わらせたらいいだろうと考えている方もいるのですが、実は高炉のメンテナンスには日数がかかります。
参考までにお伝えすると、以前は3~4ヶ月ほどかかっていましたが、現代においては技術の向上もあって50日ほどに短縮できています。
50日という期間について、短いと思いますか?
実は高炉が1日止まると、損失が数千万から億に達するともいわれており、できるだけ早く稼働させたいのが現場の本音です。
そのため、いきなりメンテナンスを依頼するのではなく、事前に綿密な計画を練った上で工事を進める必要があります。
その他、1~3ヶ月の間で定期的に、1日・2日程度の休風という補修も行われています。
高炉・炉まわり設備工事もお任せください
高炉のメンテナンスについて簡単にご紹介いたしましたが、参考になりましたでしょうか。
弊社では、高炉のメンテナンスや炉まわりの設備工事にもご対応いたします。
なかなか一筋縄ではいかない高炉のメンテナンスは、実績豊富な弊社にぜひお任せくださいね。
今後も長く高炉が稼働できるように、全力でメンテナンスに取り組みます!
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それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。