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管工事とは~その種類や分野について~

こんにちは。
三重県四日市市を拠点に、東海三県で管工事や溶接工事を手掛けているKKテクノ株式会社です!

このコラムでは、私たちの業務を通じて得た専門知識や現場のノウハウをもとに、配管工事に関するお役立ち情報を発信しています。
今回は「管工事の基本」について、初心者の方にもわかりやすくご紹介いたします。

管工事とは

管工事(配管工事)とは、建物の給排水・給湯・空調・衛生設備などに必要な配管の設置や交換、修繕を行う工事のことです。
配管は見えない部分にありますが、建物を快適に使うためには欠かせない設備です。

一口に「配管」といっても、扱う流体(空気・水・ガスなど)や設備の種類によって施工方法や使用材料が異なります。
そのため、それぞれの分野に精通した職人が、現場の環境に応じた最適な施工を行う必要があります。

管工事を行う代表的な設備

プラント設備

プラントとは、製造や処理を行うための大規模な工場設備を指します。
ごみ焼却場を例にとると、廃棄物を運ぶクレーン、燃焼させる焼却炉、空気を送り込む送風機、熱を再利用するボイラー、排ガスを浄化するフィルターなど、多くの機器が連携して動いています。

これらの機器の裏側では、化学物質や高温流体が配管を通って循環しており、その配管の設計・施工・保守を担うのが管工事です。
プラント配管では、流体の性質や温度、圧力を理解し、安全かつ正確に施工できる専門知識が求められます。

衛生設備

衛生設備とは、厨房・トイレ・浴室など、人が直接水を使う空間に関わる配管工事を指します。
たとえば厨房では、利用人数や使用頻度、レイアウトを考慮しながら、水回りの効率や衛生面を重視した設計を行います。

施工前には必ずお客様の要望や施設の使い方を丁寧にヒアリングし、快適で長く使える環境を実現します。
衛生設備の良し悪しは、建物全体の利便性にも直結するため、確かな技術と経験が欠かせません。

空調設備

空調設備とは、冷暖房や換気を行うための設備で、建物全体の快適性を支えています。
冷凍機やボイラーから各部屋の空調機に冷温水や蒸気、冷媒を送るための配管が必要となります。

ビル・マンション・工場などの空調設備では、気体や液体が管内を循環するため、万が一の漏れや破損が大きなトラブルにつながることもあります。
そのため、確かな技術と安全管理のもとで施工を行うことが重要です。

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弊社では、プラント・衛生設備・空調設備など多様な分野で管工事や溶接工事を行っており、現場を通じて幅広い技術と知識を習得できます。

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